久しぶりに使ったのでWindows8セットアップまとめ
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1年半ぶりに仕事でWindowsマシンを使うことになったんだけど、以前使っていたころの情報がほとんど残っていなくてセットアップにすごく時間がかかった。セットアップにも時間はかかったけど、そもそも何を入れるべきか、何があったほうがいいのかなんてことを思い出すのにすごく苦労した。
そこでメモも兼ねてWindows環境のセットアップについて書き残しておこうと思う。
必需品系
Visual Studio / Office
開発に使ったりドキュメントいじりに使ったりするので。
NTEmacs
WindowsでEmacs使うならコレ。設定ファイルなどはGit管理してある上、init-loaderで環境毎の差異を吸収するようにしているので、このバイナリさえダウンロードしてしまえばほとんど設定もなくすぐに使える。
Cygwin
コマンドでできることはなるべくコマンドでやりたいので。Windowsでもコマンドラインを使いたくなることが多い。なのでWindowsでは基本Cygwinを入れる。こいつが結構厄介で、フルインストールすると最後の最後に固まって失敗したりなんかして時間ばかり食う。開発ツール系だけを入れておいて、cyg-aptあたりで必要に応じてインストールするのが良さそう。
Git
上述のCygwinにもgitは付属しているが、バージョンが古いことが多い。そのためきちんと本家からインストールしておき、そちらを使うようにしている。ついでにくっついてくるGit Bashもたまには使ったりする。
ないと死ぬ系
どこでもemacs風キーバインド
Macだとカーソル移動系のキーバインドはOS標準でEmacsライクで助かっているけど、Windowsではそれが使えないということで死ぬほどストレスになる。
yamy
これは以前書いたもの。US配列のMacを使っているので日本語キーボードは使えません。
日本語キーボードのWindowsでUS配列を使う方法 - PILOG
bluewind
コマンド型ランチャー。そろそろ使い始めてから8年ぐらい。
tmux
ターミナルマルチプレクサーというジャンルのソフトウェア。セッションへのアタッチ、デタッチなどサーバーにログインしてあれこれする人に特に便利らしいけど、僕は端末の画面を分割したいがために使用する。
最新のCygwinにはバンドルされているのですぐに使えると思いきや、ちょっとしたハックが必要だった。/tmp/tmux-1001といったような名前のディレクトリが残っているせいでfailed to connect to server: No errorというエラーでtmuxを起動できないという問題があって、この一時ディレクトリを削除しないといけないらしかった。
調べているとこのようなスレッドを見つけたので見てみると、別に削除してしまえばいいらしい。
“failed to connect to server: No error”
そういうわけで、僕はシンプルにエイリアスを使って起動前に必ず削除するようにしたら動くようになった。
alias tmux='rm -rf /tmp/tmux* && tmux'
便利系
Clover
Chrome風タブ型ファイラー
Clover Brings Chrome-Style Tabs to Windows Explorer. | 易捷科技 EJIE Technology
Everything
HardLinkShellExtension
Windowsでも実はハードリンクとかシンボリックリンクができるんだけど、コマンドプロンプトを使わなければいけない。この拡張を入れるとエクスプローラーの右ドラッグとかでリンクを作成できるので使い勝手がよい。
別になんでもいいんだけどこれ使ってるよ系
さくらエディタ
ちょっとしたファイル編集のときに使うためのエディタ。なんとなくしっくりくるのでこれをずっと使っている。
7zip
圧縮・展開用。7zとかにも対応していて良い。エクスプローラーのコンテキストメニューから使いやすくて重宝している。
設定系
環境変数HOME
cygwinやEmacsのために環境変数HOMEを設定しておく。
キーリピート
コントロールパネルのキーボードからキーリピートを短くする。これをしておかないと、xkeymacsでの多めのカーソル移動がだるい。
起動タスク
タスクスケジューラのログイン時に実行する機能を使って、UACを回避したい常駐型ソフトを管理者権限で自動起動するタスクを作る。
- yamy
- Everything
あたりが該当。
