pecoはシェルで使えるインクリメンタルな絞り込みツールでzshと組み合わせると最強なツール。半年ぐらい前にpercolを知ってずっと気になっていたものの手を出せなかったが、気晴らしが必要になったのでついに導入した。

ここをそのまんま参考にしてpecoを導入した。

Go環境がなかったのでpecoはHomebrew経由でインストールした。

% brew tap peco/peco
% brew install peco

先ほどのリンク先にあるように、コマンドの履歴とディレクトリの履歴をpecoれるようにしている。

ところで僕の環境では2点ハマった箇所があったのでメモしておきたい。

コマンド履歴が動作しない

oh-my-zshを使用しているとhistoryコマンドがfc -l 1というコマンドにエイリアスされている。そのため、peco-select-history()内のhistoryの箇所でエラーが出てしまうため何も起こらないという問題が起きていた。

エイリアスではなく本体を呼ぶためにはバックスラッシュをつけてあげればいいので、zshの設定ファイルで書いたhistoryの箇所を\historyと書き換えることで動くようにできた。

cdrがない件

ディレクトリ移動の履歴をpecoるためにcdrというコマンドを使うんだけど、僕の環境には入っていなかった。結局zshをバージョンアップすればよかった。それについてはこちらにまとめている。

実は↑の記事には次のようなコメントをいただいている。

zshのcdrはバージョン4.3.11から標準で入ったようです。

Macに最初から入っているバージョンでもcdrは使えるはずだとのこと。だから僕の環境では何か壊れていたのかもしれない。とにかく入れなおしたらいけたから良しとして深追いはやめておく。